山村留学を知ったきっかけ
私が「山村留学」という言葉を知ったのは、確か2年ほど前、朝日新聞の「いま、子どもたちは」という連載で、長野県の八坂学園というところの山村留学の事が、記事になっているのを読んでのことでした。その記事を読んだときに、直感的に「うちの長女に向いてそう…」と思ったのが、山村留学に興味を持ったきっかけです。
そしてもう一つ。宮下奈都さんの「神さまたちの遊ぶ庭」というエッセイを読んだことも、山村留学によりいっそう興味を持つことになりました。宮下さんの小説は好きで、時々読んでいたのですが、エッセイは初めて。「神さまたちの遊ぶ庭」は、宮下さんが一家で北海道のどまんなかの「トムラウシ」というところに1年間山村留学をしたときのエッセイです。これがとても面白く、文体もとてもリズミカルでどんどんと引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。そして読み終わった時に「ああ、やっぱりいつか子どもに山村留学させてみたい!」と、そのときはまだぼんやりとですが、思っていたのでした。
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